高麗人参と薬膳

みなさんは薬膳料理の存在はご存知でしょうか。
日本で日常生活の食卓では、あまり薬膳料理にはなじみがないかもしれません。
漢方にも使用される植物を生かして、作られた料理を薬膳料理と言います。
本場は漢方のメッカである中国や、生産地としても有名な朝鮮半島エリアです。
高麗人参も、もちろん薬膳料理に使用されています。

この植物にも漢方ですから、独特の苦みがあります。
しかし、薬膳料理にすることで、飲みやすい物や食べやすいものに加工できます。
日本の韓国料理屋にもある定番メニュー、参鶏湯もその1つです。
少し癖が生じますが、鶏肉やもち米などと一緒に煮込むことで、煎じて飲むよりは食べやすくなります。

また、ホワイトリカーなどに漬け込むお酒も人気です。
この場合、お酒と高麗人参、双方の血行促進ができます。
確かに飲みすぎはいけませんが、酒は百薬の長とも言われてきました。
日々薬膳のお酒を飲むことは、体調を整えることや安眠にもつながります。
効果的に飲めば、次の日も残らないので安心です。

このように多種多様な薬膳料理がありますので、ちょっとした工夫で作れる高麗人参の薬膳料理に挑戦しましょう。
サポニンを摂取できる、とても良い機会になります。