高麗人参が採れる場所

元々高麗人参は、朝鮮半島で自生していた植物です。
朝鮮半島は厳しい冬の気候でも知られ、乾燥と荒れた大地が広がっている場所もいまだにあります。
この厳しい環境下で、必死に大地から栄養素を吸収し、力強く育ったものこそが、価値のある高麗人参です。
もともと高麗とは、中国がかつての高句麗を指す名称でした。

高句麗は古代の朝鮮半島で栄えた国で、日本とも外交の往来があったことが知られています。
厳しい大地で自生していたものを収穫し、薬として貿易したり、近隣国へプレゼントしていたのです。
そんな高麗人参は、今は韓国での生産が有名です。
かつての高句麗の名残でしょう。

観光地でも多くの製品の販売が見受けられます。
確かに今も素晴らしい効果を発揮してくれるのは、値段も張りますがやはり朝鮮半島産です。
現在は韓国産以外にも、日本でも生産があります。
また、アメリカや南米エリアでも収穫されています。

しかしあの六趣で厳しい大地だからこそ、素晴らしい効果が濃縮されるという背景もあるのです。
このようなことから、高麗人参の高い効果を求めている場合は、手が出る範囲なら韓国産を求めてみると良いでしょう。
旅行などの際に購入してみるのも良いかもしれません。