歴史の偉人と高麗人参
私たち現代社会は、非常に流通網が発達しており、空路や航路を駆使し、世界中の製品を気軽に手にすることが出来るようになりました。
高麗人参もその1つと言えるでしょう。
かつては仙薬とも言われ、神がくれた貴重な薬として多くの人々が手に入れようと努力を重ねていました。
かつては自生しているものを使用していたので、名産地である朝鮮半島でさえも貴重な植物だったのです。
このように歴史が深い高麗人参ですが、なんと歴史上の偉人達も重宝していたと言われています。
江戸幕府を開いた徳川家康がその代表格でしょう。
多くの人々が40代で亡くなったこの時代に、なんと家康は70代まで生存していました。
その健康の秘訣は高麗人参だったそうなのです。
この功績を踏まえ、後の将軍である徳川吉宗は、全国での生産に踏み込んだのでした。
また、奈良時代に渡来したこの高麗人参は、高句麗の名士たちが外交に使用するなど、効果の高さを国力に生かしていた文献も残っています。
スペインの無敵艦隊が使用していた、など、非常に多くの偉人たちがこの植物の恩恵を受けながら生きてきたのです。
私たちは今こそ、古くから愛されてきたこの植物の効果を、見直すべきなのではないでしょうか。